※注意※ギャンブルに関する内容ですので、苦手な方は引き返してくださいませ。
あらゆるギャンブルの中で唯一やるのが競馬なんです。
とはいえひと昔ほどは熱中していなくって、最近は気が向いた時に買うくらいになっちゃってるんですけど。
入りはありがちなんですけどゲームです。ただダビスタではなくてウィポ*1なんですけどね。
ウィポは近代から馬主となって牧場経営していくモードと、80年代後半から現在に至るまでの競馬史の中に自分自身が入って、馬主として過ごしながら競馬史自体を体験出来るモードの2つがあるんですけど、僕は後者からスタートしまして。
元々歴史が好きで、「信長の野望」シリーズも大好きだったので、まんまとこの競馬の歴史にものめりこんでしまって。競走馬が種牡馬・母馬となってどのような歴史を紡いでいったのか。その壮大な歴史を追ううちにいつの間にか馬券を買うようになっていた....という感じです。
今回はそんなわけで「競馬」という観点ではなくて「馬券」という観点でコラムってみたいなと思います。
はじめに言っておくと、「馬券」って全然当たらないです。
1日中レースをして当たるレースは1個か2個。多くて4~5個くらいじゃないでしょうか。
あとは外れ。外れってのはつまりマイナス収支になる。要するに全て「リスク」になる。
「馬券」は「ハイリスク」なギャンブルである、ってことをはじめに理解していただけるとありがたいです。
その上で旨味は当然あります。
それは「ハイリターン」であるという点です。
たまに仲良い友達とかに、一日中パチンコやスロットをやって「2万稼いだ」とか「3万稼いだ」と言われることがあるんですけど、なんつーかローリターンだよねーって思うし、実際本人にも同じことを言うんですよ。
ま、多分パチンコとかスロットとか打つ人は、その物事自体が好きでやっていて、おまけでお金を稼げることがある、という感覚なんだと思うんですけど、ただお金が稼ぎたくってやっているんだとしたら、朝からお店に並んで体にかかるリスクとか、消費する時間とかに対してリターンが小さすぎでは!?って思うわけです。
その点競馬は「ハイリスク」ではありますけど、そこそこ「ハイリターン」です。
万馬券ってのは、100円が10000円になる、
つまり賭けたお金の100倍が帰ってくる馬券、って意味ですが、
(もちろん買い方にもよりますけど)この万馬券を1000円分、1日2回的中させることができれば、単純に20万円のバック、19万8000円の儲けが期待できるということにあります。(ま、これは完全な机上の空論ですけど)
しかも今はネットで競馬中継もパドックも見られますし、何よりスマホやタブレットで馬券を買うことも出来ます。つまり家にいて、ちょっとヒマな時にでも買えちゃうわけです。
そんなわけで、もしお馬さんが好きで、ギャンブルにちょっとだけ興味あるーという方がいるのだとすれば、パチンコやスロットよりも圧倒的に競馬をオススメしたいところです。とはいえギャンブルだから基本はオススメしないですけどね!一番良いお金を稼ぐ方法は「ギャンブル等の無駄な投資をしないこと」ですからね!!!(必死)
以上を踏まえてそれでも「私、気になります...」という方は、まず下記を意識してもらえるとありがたいです。
①馬券は「的中率」ではなく「回収率」
これ良く誤解している人がいるので、本当に伝えておきたいのですけど、馬券において「的中する」ことが一番重要なわけではありません。
ここから、スゲー極端な話します。
たとえば出走16頭のレースで、全部の馬の単勝(1着に入る馬を当てる)に100円ずつ賭けます。この時点で投資は1600円です。つまりこの馬券で「勝つ」ためには単勝16倍の馬が勝つことが絶対条件になるわけですが、
例えばこの馬柱を見た場合、単勝で16倍以上のオッズを持っている馬は10番人気の⑥マルカソレイユ以下の馬だけです。(単勝オッズは名前の左横〇人気の下の数字です)
16頭立てのレースで条件を達成できる馬が7頭しかいない。あまりにも「勝てる」可能性が低いことが分かるはずです。
結果的にこのレースで勝ったのは3番人気⑩のスマートダンディーでしたが、この馬の単勝倍率は6倍、つまり100円が600円にしかならないわけです。
これがどういう状態か、説明せずともわかりますよね?
1600円の投資に対して、回収は600円。つまりマイナス1000円になってしまっている。
的中はしているけどもマイナス収支。こういう状況を馬券用語では「取りガミ」通称「ガミる」と呼びます。
馬券の鉄則はここに尽きます。つまり「ガミらない」こと。
極端な話をしてしまえば、「ガミる」くらいなら「当たらない方がマシ」くらいの心構えでいる必要がある、ってことです。
今ここまで読んだアナタ、「そんなのアホでも分かるやろ~」と思ってると思うんですけど、意外とこの魔手に嵌っている人って、多いんですよ。
最近は馬券売り場とか全くいかないので分からないですけど、僕が通っていたころは似たような感じの馬券買って、「当たった!」「外れた!」みたいなオジサンオバサン無茶苦茶多かったです。
先ほどもお話した通り、競馬って「全く当たらない」んですよ。
だから「あまりにも当たらない」と「ガミっても良いので、とにかく当たりたい」という心理になっちゃって、こういうハチャメチャな馬券を買う人も出てくるんです。
信じられないと思いますけど(笑)
んですんげー冷たいこと言うと、僕らはこういう人たちからお金を掻っ攫って儲けないといけないわけです。
その為に、目先の「的中」ではなく、「回収」に観点を置いて馬券を組み立てる必要があるってことです。
②万馬券を狙うための三連複
競馬で勝つ、ってのはそれぞれの観点があるので、簡単に視覚化出来ないわけですけど、僕個人としていつも立てているのは
「終わった時点で1万円儲かっていれば勝ち」
みたいな目標です。
つまりトータルの収支が+10000円ならOK。プラマイ0で普通。マイナスは負け。みたいな感じ。
で、さっきから何回も書いている通り、競馬って当たらないので、この目標を達成するのは意外と大変なんですよ。
仮に簡単に当てられそうなレース(小頭数でゴリゴリの一番人気馬がいる)とかがあったとしましょう。けれどそれは「簡単に当てられそう」なレースでしかなくって、「確実に当たるレース」というわけではない。その上で売れている馬券も集中しているので、リターンも少ない。
つまり
「当たる確率はそれほど高いわけではないのに、当たっても見返りが少ないレース」
ということになる。これは先ほどの単勝全頭賭けと実は同じ理屈のレースになっちゃってるわけです。だからこういうレースは買わない。見(ケン)です。
競馬は滅多に当たらない、だからこそ当てた時にはしっかり回収しなくちゃいけない。
その鉄則の中で導き出されるのは先ほども上げた通り「万馬券を当てる」という理屈です。
「万馬券」は100円を10000円に変えるレース。つまりなかなか出ないし、当たらないレースということになるわけですが、それをある程度リスクを抑えつつ狙い打てる馬券が一つあります。
それが3連複です。
3連複という馬券は、「競馬で1~3着に入る馬を順番とは関係なく全て当てる」馬券です。かいつまんで言うと「1~3着に入る馬を全部当てればOK」なわけです。
高額配当の馬券といえば3連単(1~3着を順番通りに全て当てる)を思い浮かべる人が多く、実際買う人も多いのですが、実はこの3連複も万馬券が出やすい馬券の一つです。(一番上の画像の配当でも3連複は万馬券ですね)
それにも関わらず3連複は3連単よりもグっと的中率が高い。となるとこの3連複を軸に馬券を組み立てるのが、僕にとっては勝利への近道となります。
③3連複で万馬券を導き出すコツ
僕が昔馬券を勉強していたころに心の師匠として仰いでいる方がこう仰っていました。
「3連複で万馬券を導き出すためには、6番人気以下の馬が一頭馬券に絡む必要がある」
以降僕はこの法則を守って馬券を購入するようにしてきました。
具体的には、馬券を組み立てる際に
「6番人気以下の馬から軸馬を選び出す」
そしてその軸馬が
「3着以内に入る可能性がどの程度あるのかを他の馬と比較し検討する」
というものです。
その検討の結果、万馬券が導き出せそうであれば買い、ダメそうならば見(ケン)という作業を繰り返して練習をしました。
これは今現在なお守っているある種の法則で、競馬をこれから始めようかなーという方にもこれをオススメしております。
ま、条件が条件なのでなかなか当たらないのですけど、これがバシっと当たるとリターンが大きいだけでなく、自分なりの「勝ち方の法則」みたいなものも身につくので、結構良いと思います。
とはいえこれはあくまでも「方法」に過ぎないものなので、ではそれをどう取捨選択していくか、ってところにコツがあるのですけど、ここまででクッソ長くなっちゃったので、その辺はまた次回(ないしは気が向いたら)お話ししようかなぁと思います。
一応予定として....
次回お話するべき話→
・芝とダートどっちを買うべき?
・重賞は買うべき?
・馬の能力を何を軸に考えるべきなのか
・年末どうして儲かる馬券を買えたのか
こんな感じでしょうか。
さぁ、それではこれからバリバリ勉強して、僕と一緒に一流の競馬クズになりましょうね!!!!!!
Let's ギャンブル!!!!!!1111111
*1:KOEIからリリースされている競馬趣味レーションゲーム「ウィニングポスト」シリーズ